ギャラリー風庵にて
2018年 02月 18日
ある香りの風景 〜記憶の断片
期間: 2月17日(土)ー3月20日(火) 水・木定休日
会場: 法福寺ギャラリーカフェ風庵
『香り』をテーマにした木澤明宏氏の絵画作品と久次米譲氏の風景写真、カリグラフィー作家浅岡千里氏、空間芳香療法のコラボ展示をギャラリーカフェ風庵で開催します。
絵や写真から想像する香りは、過去の感覚を呼び覚まし、
快楽的な想い出を(又は、悲しみの想い出さえも)運ぶ香りの記憶によって、時を経てそれは人に安らぎを持たせます。
それぞれの作品から視覚による香りの想像世界を読み取ってみてはいかがでしょうか。
古代では、香を燃やすことは、煙を超えて神の元まで届ける供え物をすることで、神に讃え天へと人間の願いを届ける役割もありました。人々の心身の浄化としての使われ方など、香りは人間と神々(自然)の間の媒介であり、現世と来世、地上と天上を繋ぐ神聖なるものでした。
仏教でもお線香として死者を敬い天へと導く祈りの儀式に使われますね。
画像は、久次米さんによる香りの写真。
どうぞ、ご高覧下さい。
by perle-dor
| 2018-02-18 11:52
| イベント/教室